Parcae--詩と小説--ストレチア volume 2 異形
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異形のあなたを愛している―― 「異形」をテーマにした３つの詩と、それを元に紡ぎ出された小説の冊子。 第六回文学フリマ大阪で頒布した冊子です。 Parcaeメンバー3人で詩を交換して、そこから自由に想像をふくらませ、それぞれ短編小説を書きました。 A5版、92ページ。日本郵便のスマートレターで配送します。 他のParcaeの書籍商品と一緒にご購入いただくと、まとめての発送となりますので、送料がお得になります。 ※テーマ「異形」の都合上、いつもよりほんの少し、不気味な描写が多めとなっています。苦手な方はご注意ください。 ▼----収録作品----▼
異形のあなたを愛している――
「異形」をテーマにした３つの詩と、それを元に紡ぎ出された小説の冊子。
第六回文学フリマ大阪で頒布した冊子です。
Parcaeメンバー3人で詩を交換して、そこから自由に想像をふくらませ、それぞれ短編小説を書きました。
A5版、92ページ。日本郵便のスマートレターで配送します。
他のParcaeの書籍商品と一緒にご購入いただくと、まとめての発送となりますので、送料がお得になります。
※テーマ「異形」の都合上、いつもよりほんの少し、不気味な描写が多めとなっています。苦手な方はご注意ください。
▼----収録作品----▼
桜の夜と永遠の君（雨翠）
「桜を見に行きませんか」――疎遠になっていた幼なじみから突如届いたメッセージ。桜の夜に再び四人が集う、それはわたしと彼だけが知る永遠の別れの合図でもあった。彼が明かした秘密と、明かさなかった想いのはなし。
花贄（梢明）
領主の幼い娘イルヴィアは、美しい花畑で一人の少年に会った。その出会いから七年。彼女は再び、あの美しい花畑に戻ってきた。成すべき事と胸を占めるある思いを携えて。少女が少年を追い求める異形にまつわるファンタジー。
美月で満たして（深森有）
可哀想、と美月は肯定する。毎夜夢の中、容のいい指を真紅に濡らして僕の吐き出す毒をおいしそうに食べる。夢の外では、僕はクラスメイトとの些細な確執を消化できず閉塞感が募っていく。ねえ、早く美月で満たして……？